【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

都心部での火葬式

ミニマムな葬儀の方法として、「直葬」が知られていますが、最近は「火葬式」と言う呼び名で注目を集め、都心部では特に増えています。

従来の「直葬」よりも積極的に提案されている「火葬式」について解説します。

都心部では特に注目されている火葬式

通夜や告別式を行わない方法、「火葬式」が注目されています。

関東地方では、5件に1件が「火葬式」という割合になっています。

「火葬式」が注目されている理由~ライフスタイルの変化~

旧来の手間をかけた葬儀が、現代社会の情勢にそぐわなくなって来たことを、多くの方が感じているのが現状です。

都市部では

家族のあり方の変化、働く環境の変化、地域共同体のつながり方の変化が、同時に起きています。

そのため、地方よりは都心部で、「葬儀のあり方」の変化のスピードは速いものとなります。

住環境面

自宅にたくさんの人を招いて葬儀を行える家は、都市部ではほとんどありません。

マンションなどは、遺体の搬送、会葬者の対応ともに向いていません。

また、分譲マンションにせよ、賃貸マンションにせよ、古くからの地縁のつながりではありません。

近所づきあいがあったとしても、「ムラの中で構成員であった住人を皆でとむらう」ようなつながりではありません。

ですので、ひとつひとつの、個別の「家庭」が集まった集合住宅では、より小規模な葬儀に目を向けるようになるのは、当然の流れです。

都心部では、この傾向は、将来も変わらないでしょう。

「プライベートな小規模葬儀」から「直葬、火葬式」へ

この時代の流れをおしすすめる要素として、地域自体の高齢化があげられます。

さきに述べたような、「個別の家族」が世代交代し、時間を重ねて行った先が、「高齢者の独居」なのが、都心部の事情です。
高度成長期に作られたマンション群では、特にその傾向が顕著です。

昭和の好景気のころに、家族全員で分譲マンションに移り住み、子を育て、その子供たちが巣立った後の親の世代が、高齢で都内のマンションに独居している地域は多いです。

マンション群自体が成長のサイクルを終えて、衰退に向かっている場合です。
社会状況により、少子化がすすんでいますから、新しい世代がやってくることも少ないです。

こういった世代の「子供世代」は、地域としては活気がある別の場所に住んでいて、仕事も現役で、介護や葬儀にかける時間がない場合が、多くあります。

また、「子供世代」は旧来の葬儀の宗教的意義に重きを置いていない場合もあり、大きな出費をする余裕もありません。

「火葬式」は、生活のゆとりが少ない時代の情勢にあった、慣習にとらわれない選択だと考える方もいます。

都市部の、集合住宅での高齢者の独居問題は、残念なことに「孤独死」の土壌にもなっています。

地域の目が届かず、つながりのある親族や、家族を持たない方が、ひとりで亡くなった場合は、「直葬」になる場合が多いです。

地域や、遠方の親族のみよりがない場合、その方の葬儀は行政が面倒を見て、直葬で行政の担当者が行います。

いくらかでもつながりがある地域の方や、遠い親族がいらっしゃる場合に「火葬式」を望む場合も多いです。
たくさんの手間はかけられないけれど、何もなしよりは、と言う場合です。

「斎場で葬儀をしないこと」を選ぶ理由

経済的理由の場合もあります。
現役世代でも、非正規雇用があたりまえになった現代では、経済的に不安定な家庭も増えています。

「限られた費用の中で、気持ちをこめたお別れを」と望む方は、「直葬」とは呼ばれていない「火葬式」に目を留めることも多いでしょう。

各葬儀会社では、この流れを受けて「火葬式」のプランが多く紹介されるようになりました。

火葬式の現状

「火葬式」は、呼び名に関しても、内容に関しても、いささかなしくずしに広まっているのが現状です。
定まったイメージもありませんし、「火葬式」に何が含まれているべきなのかも、特に定義はありません。

ふんわりとしたイメージが先行したまま、利用者である遺族が興味を持ち、選んでいるといえましょう。

イメージと違った「火葬式」

具体的には、「価格や内容」に関するものと、「お別れの仕方」に関するものに分かれます。

「安さを求めていたが、オプションが必要なのでつけたら、思ったほど安くならなかった」事例は、だいぶありますので、検討する際には、ぜひ気にとめておきましょう。
この「価格に幅が出てしまう」問題は、下の見出しで触れます。

「したかったことができなかった」と言う感想も見受けますが、これは業者選びに十分な検討をすることで、ある程度避けられます。

十分な納得と検討のうえで選べば、「無駄がなく必要十分だった」という感想もありますので、イメージが違ったと言う事態を避けるには、よく調べるのがいい方法です。

「お別れの仕方」に関する問題は、もう少しわかりにくく、心理的な側面がある問題です。

「火葬式」で大切な家族を送り出した後に、漠然とした寂しさや、これでよかったのか? という気持ちを持たれるご遺族が、いらっしゃいます。

もちろん、大切な方とのお別れは、どんなに手を尽くしても、寂しさや悲しみは消えはしません。
目には見えにくいですが、「気持ちを納得させ、段階を踏んで乗り越えやすくする」のも葬儀の持つメリットです。

このメリットが、ミニマムな火葬式の普及で失われるのではないかと言う危惧の声も、たくさんの葬儀に携わる、葬儀関係者からはあります。

「火葬式」に必要な時間は、短く限られたものです。これはメリットであり、時には、デメリットになります。
ご遺族は、ぜひ「自分にとってのその方とのお別れ」に何が必要かを考えて、葬儀のプランを選ばれるのをおすすめします。

「旧来の慣習は無駄だ」と言う考え方もあります。
人はみな違いますので、ある方についてはそれが正しいことです。

別の方は、宗教の形を踏んだ「式」を行うことで、きちんと故人を送ってあげたと考え、悲しみが和らぐかもしれません。
さらに別の方にとっては、旧来の形とは違うけれど故人と向き合う「式」が合っているかもしれません。

古いやり方はしない、と言う部分だけで、「火葬式」を選ぶのは、いい方法とは言いかねます。

資金的に可能なら、「小規模な家族葬」、「プライベートなお別れの時間を打ち出した葬祭施設」、「無宗教葬」などをあわせて検討し、より納得がいくプランを選びましょう。

葬儀の機能の一部、「死を認識し、乗り越えやすくする手順」のメリットは、「火葬式」では得にくいこともあります。
葬儀会社はそのケアについて、十分なところばかりではありません。

予算が限られている場合は特に、しっかり相談と見積もりをして、遺族の気持ちを汲んでくれるところを選ぶのが、よいお別れにつながります。

火葬式の費用

火葬式とひとくちに言いますが、費用には幅があります。

葬儀会社で提案しているものも、ほぼ「直葬」と変わらないか、「直葬」を火葬式と呼ぶ場合もあります。
「直葬」の場合、式場は使わないので会場代はかからず、火葬料だけがかかります。

検討する場合、どれが「プランの範囲内か」と「オプションに何が付けられるか」を考えて選ぶ必要があります。

「セットプラン」の場合、いらないものを除けるかどうかは、各葬儀会社に確認する必要があるでしょう。

「火葬式」と呼んでいるものでも、一般的は行いませんが、他の方法でお別れの場をもうけるものもあり、ごくごく小規模な家族葬に近いものもあります。

「内訳」とされているものも、各社でさまざまです。
どの価格帯でも、「必ず必要なものなのにオプション」と言う場合があります。

「セットだから大丈夫」と思うのは、確実性に欠ける検討の仕方です。

一般的な「もっとも小さくシンプルなお葬式のイメージ」にとらわれず、つど確認しましょう。
ドライアイスや搬送費用は最小限の量だけが、基本価格に含まれている場合もあります。

ですので、「ネット上の宣伝価格だけで葬儀を行える」場合ばかりとは限らないのが実際でしょう。

ネット上にあるプランから、各価格帯の例をあげて見ましょう。

・A社:58,000円 都内 無料の遺体安置あり
「火葬プランと実費」での計算になっています。
霊柩車、搬送費用は別途、火葬代も別で地域により変動があります。
無料から6万円弱で変動で、地域ごとにプランが違います。
写真、後飾り、棺に載せる花は別途で、花は持ち込み可能。
出来る限り安置施設がある火葬場に直送する方針。

・B社:68,000円 自宅または火葬場を利用、短時間だが読経が可能 親族10人まで
内訳:10kmまでの寝台車での搬送費用、棺、布団一式、白瀬戸骨壷、骨壷の白覆い、
納棺旅支度一式、1日分のドライアイス10kg、枕飾り台、線香、納棺の人件費、
火葬場の案内係の人件費、役所手続き代行、白木の位牌、後飾りセット、棺の上に置く花束

・C社:89,500円 小さな規模の部屋のプラン
内訳:枕飾り、棺にのせる花、寝台車(病院か自宅から式場まで)、霊柩車(病院か自宅から式場まで)、棺と棺布団、ドライアイス1日分
お骨箱一式、焼香用具、その他消耗品(ローソク、お線香)、役所への事務申請代行サービス
式場は使用しない、火葬料

・D社:134,670円 親族10人まで
内訳:遺体搬送1経路まで、霊柩車、納骨箱選択肢あり、棺サイズ選択可能、布団一式、枕飾りまたは花束、焼香セット、企画信仰管理料、役所の申請代行サービス
ドライアイス1日分はプラン外、火葬料が0円の火葬場利用

・F社:15,4000円 火葬場で待ち合わせのプラン
内訳:10kmまでの搬送費用(国産霊柩車かリムジン)、2日間の遺体保管料、作業人件費、棺、骨壺、諸手続の代行サービス、火葬場案内
式場は使用しない、火葬料

・G社:198,000円
有名チェーン 提携の指定遺体安置所あり 別料金でオプションの寺院や僧侶手配、パネル、位牌の斡旋、湯灌、納棺師など
内訳:50kmまでの寝台車による搬送、枕飾り一式、ドライアイス3日分、線香、ロウソク、納骨壷または骨壷、後飾り祭壇、お別れ花、遺影写真、焼香用具、仮位牌、スタッフ人件費、役所の手続き代行サービス

・H社(参考、北海道):241,760円 親族10名まで
式自体を行わないが、独自の段取りあり。無宗教式
(事前)自宅または葬儀社の会館に安置→枕飾り→火葬前日まで棺を使わない→当日へ
(当日)納棺と献花、お別れ→スタッフと火葬場へ→火葬→現地解散
プラン外のもの:バス、写真、搬送距離による追加料金、条件により火葬料が0円の場合と有料の場合とあり

「火葬式」でも、ひとつの葬儀社で、複数のセットプランを提案しているところもあります。

これはもっとも安いプランに対し、オプションのプランが多く付いているので、価格が追加される仕組みです。

段階的に「セットプラン」にしてあるものは把握しやすいですが、それでも内訳は確認する必要があります。

この記事を書いた人

古橋 篤(ふるはし あつし)

チームで支えるお葬式

数年前に父を亡くした時、東京葬儀にお葬式を依頼しました。
その時の担当プランナーに助けてもらったこと、東京葬儀の想いに共感したこともあって、今の自分がいます。

自身の経験から、お客様の負担、不安を取り除き、最後のお別れに想いを向けていただけるよう心がけております。

お客様の声をよく聞き、その想いを実現することが私の仕事だと考えます。

心に残ったこと

自分が育成したプランナーがご家族から「ありがとう」と言われている姿を見たときです。

しっかりとご家族とコミュニケーションをとり、提案し、一緒にひとつのお葬式を創り上げている姿をみたときは東京葬儀の想いが受け継がれていると嬉しい気持ちになりました。

出身:東京都

趣味:バレーボール、料理

好きな映画:「リトルダンサー」

好きな音楽:クラシック