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葬式にはどれくらいの費用がかかるの? プラン別目安について

多額の費用がかかるといわれている葬式ですが、どのくらいかかるのか見当もつかない、という人もいることでしょう。ライフスタイルが多様化した現代では、葬儀のあり方も多種多様になってきています。

プラン別に目安の金額をまとめました。

葬儀費用は参列者の数によって大幅に変わる

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葬儀費用は、祭壇や棺、車、葬儀ホール使用料といった葬儀を営むための基本的な費用と、香典返しや料理といったもてなしのための費用に分かれています。

ここに寺院へのお布施が加わりますが、このうちプランによって変動するのは、主にもてなしのための費用です。

祭壇や棺のランクによって費用が変わることはもちろんありますが、それは遺族の考え方で調整可能な部分です。

どちらかといえば、一人あたま3000円から4000円程度の出費となるもてなしの費用のほうが、削りたいけれど削れない部分ということで頭を悩ませる人は多いでしょう。

会葬者が多くなれば、そのぶん大きな会場を借りなければなりませんし、大きな会場でも見栄えがするよう華やかな祭壇を整えなければなりません。

このように、会葬者が多いほど、葬儀の出費は膨らむものです。香典で回収できますが、その多くはもてなしのための費用に消えてゆくため、持ち出しはかなりの額になります。

ここでは、人数によってプランをわけ、通夜から葬式まで人を送るためにかかる平均的な費用を紹介します。実際に葬儀を営む場合は、それぞれの金額に寺院へのお布施がプラスされることになります。

縁ある人は全て呼ぶ――150人規模の一般葬は200万円

「縁ある人」の人数は、家族一つひとつにより違うことでしょう。

サラリーマン家庭で近所付き合いがあまりない核家族は、血縁を除けば参列するのは故人や喪主の友人関係程度ですが、たとえば先祖代々続いた農家は地縁が深く、自営でお店を営む家なら、店主の死去をお客さんたちに知らせなければと考えるでしょう。

ただ、平均的なサラリーマン家庭の場合であっても、血縁・地縁・社縁を含めて参列人数を数え上げるとすれば100人は下りません。

葬儀社でもこれを踏まえ、100人から200人ほどを収容できるホールで営む葬儀を「一般葬」のプランとして用意していることが多いです。

葬儀ホールや大型祭壇の使用料、150人程度の香典返し、通夜料理や精進落としなどのもてなし一切を含め、150万円から200万円の間で金額設定をしている葬儀社がほとんどでしょう。

もしも参列者150人の葬儀で200万円がかかったとして、一人5000円ずつ香典を受け取っていたとすれば、香典金額は75万円となり、持ち出しは125万円です。

親族から受け取る香典額が一般参列者よりも多いことを考えると、持ち出しはもっと少なくなります。

親族と親しい友人だけで――50人程度の家族葬は100万円

社縁や地縁のつながりがあっても、日常的に行き来がないなど付き合いの浅い人には参列を遠慮してもらい、親族と親しい友人らだけで静かに故人を見送りたい。近頃はそんな葬式が増えています。

葬儀社もそのニーズに応え、比較的小さな会場を用意し、リーズナブルなプランを打ち出すようになりました。

親族のみ、または親族と親しい友人らとの葬式は「家族葬」と称され、会葬人数が少ないぶん、葬儀費用が抑えられます。

小さめの会場を借りて50人程度の葬式をあげ、香典返しや料理などのもてなしもしっかりおこなったとすると、およそ100万円の費用になるでしょう。

親しい人だけの式だからと香典を辞退し、もてなしをおこなわない形式を選ぶ家も増えてきています。すると葬儀費用はもっと安く抑えられますが、香典がないぶん、持ち出しは多くなるでしょう。

親族だけでこじんまり――30人程度の家族葬は60万円

友人関係を一切呼ばず、親族だけでおこなう家族葬を希望する人も増えてきています。とくに故人が長寿であると、本人の人づきあいは減ってくるもので、自然と会葬者は少なくなります。

親族だけの家族葬をアットホームな形でと、リビングのような形式の葬儀場を提供する葬儀社が多くなってきました。

少人数であれば大きな祭壇を借りる必要はなく、棺を囲んでの葬式も増えてきています。全体の葬儀費用は60万円程度と抑えめです。

葬式をせずに火葬だけでシンプルに――直葬は20万円

親族だけなら形式ばった葬儀も必要ないのでは、と考える人たちが選んでいるのが「直葬」と呼ばれる送り方です。安置室などで故人を火葬の日まで預かってもらい、火葬場の炉前でお別れをするだけのシンプルな葬法になります。

直葬を選ぶと、費用は棺や霊柩車、火葬料金などが主となり、20万円程度で済んでしまいます。

地域によって火葬場の使用料が変わるため、都心では30万円ほどになる可能性もあります。

会長や社長クラスを得意先とともに見送る――社葬の見積もりは個別に

オーナーや会社に大きく貢献した人物など、会社関係の参列者がたくさん訪れそうな場合には、遺族と話し合いのうえ社葬とすることがあります。

祭壇がオーダーメイドになる可能性が高い社葬の費用に相場を求めるのは難しく、300万円の社葬もあれば2000万円の社葬もあるでしょう。見積もりは個別におこなわれます。

まとめ

葬式にどのくらいの費用がかかるか考える場合、まずは参列者がどのくらいの人数になるか見積もってみましょう。そうすれば、必ず「どの人まで呼ぶか?」という問題にゆきあたります。

他の家族の考えも尊重し、一般葬か、家族葬か、はたまた直葬かを選べば、おのずと概算が出るでしょう。

一般葬でも祭壇や会場選びの工夫で費用が抑えられることはありますし、家族葬にするぶん、棺をグレードアップしたり祭壇を華やかにして故人を送るという考え方もあります。

だいたいの概算をとらえたら、自分たち家族がどんな葬式にしたいかを葬儀社に相談してみましょう。納得の葬儀にできるよう、多くのアイディアを提案してくれるはずです。

この記事を書いた人

奥山 晶子(おくやま しょうこ)

山形県生まれ。冠婚葬祭互助会で2年間働いた後、出版業に従事。出版社の社員時代に日本初の喪主向け葬儀実用誌『フリースタイルなお別れざっし 葬』を発行(不定期)。以後、葬儀や墓について執筆するライターへ。

著書に「葬式プランナーまどかのお弔いファイル」(文藝春秋)、「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓 (中公新書ラクレ)などがある。2013年より2年間、「NPO法人葬送の自由をすすめる会」の理事を務める。