【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

葬儀にまつわるお金のハナシ「宗教者へのお礼」

お葬式は、実に多くのお金がかかります。

大切な家族が亡くなるという出来事は、どんな精神状態になるか未知数です。

ほんの数十年前では、事前にお葬式のことを考えるのは、不謹慎だといわれていました。

最近では、事前に葬儀社に問合せをして見積もりをとったり、資料請求をする家族が年々増えています。

葬儀社によって、お葬式にかかる費用の見せ方は違います。

その中でも今回は、「宗教者へのお礼」についてお話したいと思います。

お礼の基本知識


仏式(仏教)では、「お布施」。

神道(神社関係)では、「ご神饌料(ごしんせんりょう)」。

キリスト教では、「献金」。

と、宗教によって呼び方が異なります。

【仏式】

お布施は、仏教における六つの修行をさす六波羅蜜(ろっぱらみつ、ろくはらみつ)から来ています。

※六波羅蜜・・・布施(ふせ) 、持戒(じかい) 、忍辱(にんにく) 、精進(しょうじん) 、禅定(ぜんじょう) 、智慧(ちえ)

ちなみに、お布施というと「お金や財物を出すこと」と思いがちですが、大きく三種類あります。

一、金品・衣服・食料を施す「財施(ざいせ)」
二、仏法を説く「法施(ほっせ)」
三、恐怖や不安を除く「無畏施(むいせ)」

僧侶に読経の謝礼として金品を施すことが「布施」、「お布施」と言われるようになりました。

僧侶は法要を営むことによって仏法を説く法施を施し、ご遺族はそれに対して感謝の意を「財施」で表すというのが本来の考え方です。

また、お布施は僧侶個人でなく寺院に納めるべきものです。

お布施はご遺族の“志”ですので、本来お布施の金額に決まりはないのです。

とはいえ、実際には、どのくらい包めばいいのか分からず困るご家族が多いです。

菩提寺に直接聞いても答えてくれない場合は、「失礼のない金額を包みたいのでいくらか教えてください。」というのが、良いかと思います。

最近では、菩提寺との関係も薄れて付き合いがあるといっても、お葬式に呼ぶぐらいしか関わり合いがない人が増えています。

お布施の全国の平均的な金額は50万円前後となっています。

《一般的な戒名別の金額の目安》
信士(信女) 約30万円
居士(大姉) 約40~50万円
院・信士(信女) 約50~60万円
院・居士(大姉) 約70~100万円
院殿・居士(大姉) 約100万円~

地域や宗派により大きく異なるので、上記はあくまで相場です。

【神式の場合】
基本的には、仏式と同じです。

斎主、斎員、伶人(楽師)それぞれに分けて包みます。

金額の相場は20~40万円のようです。

【キリスト教の場合】
神父や牧師へのお礼は教会への寄付という形で行い、特に金額に決まりはありません。

金額の相場は20~40万円のようです。

仏式と同様に、金額に迷うときは宗教者に直接尋ねるか、葬儀社に相談しても構いません。

宗教者へのお礼のマナー

 

お葬式の翌日か遅くとも翌々日までにお礼を伝えに行きます。

服装は平服でもかまいませんが、派手な服装は避けましょう。

感謝の気持ちを込めて菓子折りなどを持参し、それにお礼金(お布施、ご神饌料、献金)をのせて渡します。

お葬式当日に宗教者へ直接謝礼金を渡し葬儀後のあいさつを省くケースも増えています。

お礼金と合わせて渡すもの

お礼金と合わせて渡すものとして、「お車代(おくるまだい)」や「お膳料(おぜんりょう)」があります。

お車代・・・宗教者の交通費、相場は5000円~10000円です。

お膳料・・・宗教者がお葬式当日の食事を辞退された際に用意してください。相場は5000円~10000円です。

別の袋を用意して、お礼金・お車代・お膳料と重ねてお渡ししましょう。

これらが必要ないケースも紹介します。

お車代が必要ないケース・・・家族側で移動手段を用意(ハイヤーなど)した場合は必要ありません。

お膳料が必要ないケース・・・お葬式当日に家族と食事を共にされる場合は必要ありません。※事前に食事されるか確認をしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私の体感ですが、分からないことを分からないままにして、お葬式を行うより、しっかり準備をしてお葬式を行った家族の方が、満足して納得のできるお葬式を行えているように思います。

お葬式にかかる費用は、見たことも聞いたこともない項目が沢山あります。

また、お葬式の際の金銭トラブルを避けることにも繋がります。

皆さんが、納得して悔いのないお葬式をできるお手伝いになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN