【東京葬儀】女性に選ばれる家族葬

知らないひとも意外と多い!? 葬儀の慣習「心づけ」とは

お葬式を含め、冠婚葬祭には、普段の生活で使わない慣習が残っています。

今回、紹介する「心づけ」も、その一つです。

お葬式は、結婚式のように、事前に開催日が決まっているものではありません。

普段から、慣習やマナーを知って、準備しておくことが、大切です。

準備といっても、「へー、こんなのがあるんだ」ぐらいで大丈夫です。

気軽に、参考にしてください。

心づけとは

古くは、江戸時代ごろからある、日本の慣習です。

お世話になる人に、感謝の気持ちを示すために、与える金銭や品物のことをいいます。

お葬式では、「志」または「寸志」と書いたポチ袋に入れ、渡します。

由来は、「感謝の気持ち(心)を一緒(つけて)にお渡しする」から来ている、といわれています。

海外のチップとは違う?

海外では、良いサービスに対して、チップを渡す慣習があります。

イメージとしては、それに近いものと思っていただいて大丈夫です。

ただ、チップと異なるのが、「これからお世話になるかたにお渡しするもの」になります。

サービス自体ではなく、サービスをしてくれるところから、感謝を感じるというのは、日本独自の感性といえます。

相場と渡すタイミング

心づけの相場は、3000円~5000円といわれています。

ポチ袋の表書きの「志・寸志」の下に、○○家と書きます。

筆ペンは、濃い墨でも薄墨でも、どちらでも構いません。

お渡しする相手ですが、公営の火葬場の職員には、必要ありません。

民営の火葬場で、①火夫(かふ)、②案内係、③施設の受付、④受付を手伝ってもらう親戚や友人かたへの4か所が、基本的に必要となります。

他には、霊柩車やマイクロバスの運転手に渡す場合もあります。

渡すタイミングとしては、①~④のかた達に、業務にあたってもらう直前にお渡しできるのが、理想です。

しかし、タイミングを逃して後で渡すことになっても、当日中にお渡しできれば、失礼にはあたりませんので、ご安心ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

心づけの慣習に関しては、なじみのあるかた、ないかた、はっきり分かれます。

これは、生まれ育った環境に起因します。

実際、恥ずかしながら私は、この仕事に就いて初めて、心づけの存在を知りました。

風習、慣習に詳しい社内の先輩いわく、「なくなりつつある慣習」だそうです。

とはいっても、目上の人や地方から参加される親族のかたの目が気になるようでしたら、用意するのが無難といえるでしょう。

葬儀社によっては、葬儀代金に含めて、用意してもらえる会社もありますので、ぜひ、ご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN