【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

互助会に関するトラブル例

前の記事では、互助会のメリットとデメリット、またトラブルにならないために必要なポイントを紹介しました。

今回は、実際既に加入している方のために、どのようなトラブルの事例があるのか、またその解決策についてご紹介します。

「複数口にわたる積立金が、祭壇の費用にしか使えない」

<相談内容>

故人が自分の葬儀で家族に迷惑を掛けたくないと複数口契約をし、積立金の合計額は130万円にもなっていますが、その積立金が祭壇の費用にしか使えず、とても困っています。

<アドバイス>

互助会の積立金は利用範囲が限定されている場合も少なくありませんし、基本的には一人一口の契約が最も有効であると考えられます。

また、積立金で葬儀費用の全てを賄うということが不可能な場合がほとんどです。

複数口の積立金を有効に使うためには、一回の葬儀で一口だけを利用し、残りは他の葬儀で利用する、という方法が最も特典を活用した使い方であると言えます。

ただし、他の葬儀等の予定がない場合は、解約手数料が1~2割程度必要になりますが、解約をして積立金を現金化し有効に使うのがよいでしょう。

「互助会の葬儀社でないところで葬儀をあげてしまった。」

<相談内容>
いざ葬儀の準備をするとなったとき、互助会に積み立てていることをすっかり忘れて、他の葬儀社に依頼して葬儀を行ってしまいました。

当然、かかった費用は全て実費で支払ってしまいましたが、積立金で支出を補填することはできるのでしょうか。

<アドバイス>

まず、積立金が満期になっているかどうかを確認して下さい。
例として、解約にあたって、1~2割程度の解約手数料を支払えば残りは戻ってくるのですが、入金回数が9回目未満の場合は解約しても払戻金がない、という場合があります。

途中解約の条件は厳しくなっている、という互助会がほとんどです。
解約の条件や払戻金についての内容を確認した上で、解約をするかどうか検討して下さい。

また解約をしない場合でも、多くの互助会では権利の譲渡や名義変更も可能です。

積立金の使い道も、仏壇の購入費や旅行の費用、また年忌法要などに充てられることもありますので、契約書を一度よく見直し、積立金を有効に使える方法がプランの中にあるかどうか確認してみることも大切です。

「互助会の解約になかなか応じてもらえない」

<相談内容>

他県に引越しをしたことで、これまで加入していた互助会が使えなくなると思い、解約をしようと指定の窓口に電話をしましたが、何度掛けても話し中でかかりません。

やっと留守番電話になったので解約したい旨とこちらの連絡先を入れておきましたが、返事もありませんでした。

仕方がないので、本社に問い合わせたところ、「担当者が辞めてしまったので、調査に時間がかかっています」ということで、なかなか進展が見られず、困っています。

<アドバイス>
互助会に関するトラブルの中で最も多いのが、この「解約になかなか応じてもらえない」というものです。

①地域の消費者センターに相談する

②経済産業省の取引信用課に相談する

③他の葬儀社に相談して、解約の手伝いをしてもらう

④弁護士に相談する

という手段が考えられます。

互助会側の説明不足が原因なのか、加入者の理解不足が原因なのかはケースによって違いますが、第三者に間に入ってもらい手続きを進めて行く方が、個人で対応するよりも安心です。

「互助会側に嫌味を言われて喧嘩になった」などの二重のトラブルを回避することにもつながります。

「契約時と状況が変わったのに、対応してもらえない」

<相談内容>

高齢の父が亡くなり、契約時よりも友人や親戚も少なくなったので家族葬を希望したところ、「80万円以上の葬儀プランでないと、積立金が利用できない」と言われました。

仕方なく、積立金を利用することなく同互助会の葬儀場で家族葬を行い、通常の費用を支払いました。

使用しなかった積立金の解約を求めたところ、36.5%もの解約手数料を要求されました。

契約時には、使える葬儀プランに下限があることや解約手数料についての説明がなかった、と不満に思っています。

<アドバイス>

解約手数料については、通常約款の中に計算式が記載されており、そのとおりに計算され要求されています。

しかし、互助会側にも説明責任はありますので、契約書や約款に記載されていても、説明を受けていないままに契約をした、という場合であれば、弁護士や消費者センターなどに相談するのがよいでしょう。

場合によっては、互助会側との話し合いによって、全額返金された例もあるとのことです。

「倒産した互助会の会員証では、解約ができないと言われた」

<相談内容>

解約を申し出たところ、持っていた会員証が倒産した互助会の会員証であったために、解約や返金に応じられないと言われてしまいました。

<アドバイス>

倒産した互助会の会員は、別の互助会が引き継いでいるため、そのようなことはありません。

経済産業省の通達により、引き継いだ互助会の会員からの解約申込については、返金に応じなければならないという指導がありますので、安心して下さい。

まとめ

どんなサービスにも、メリットとデメリットは必ず存在します。

「思い通りの葬儀にならなかった」「得をすると言われていたのに違った」ということを避けるためには、理想のお葬式を明確にすることとそれを実現できる葬儀社選びをする、ということに尽きると言えるでしょう。

葬儀をタブー視してむやみに避けず、広い知識を持つことが大切です。

この記事を書いた人

新井 実来(あらい みく)

私らしくご家族に寄り添う

人と話すことが好きなので、就職活動では接客のお仕事を探していました。

正直、葬儀という選択肢はなかったのですが、たまたま面接を受けた東京葬儀のお話しを聞いていくうちに考え方やこだわりに共感し、働くことを決めました。

本当にゼロからのスタートでしたが、得意のコミュニケーションでご家族様の為にできることをしっかりとやっていこうと思います。

心に残ったこと

ご家族様とお葬式の打ち合わせをしている最中、故人様への想いに感情移入してしまい、涙を流してしまったことがありました。

お葬式後にいただいたご家族様からのお手紙には「新井さんが泣いてくれたおかげで私たち家族も泣いて、感情をしっかり出すことができました」と書いてあり、とても嬉しかったです。

出身:北海道帯広市

趣味:カメラ

好きな映画:「花とアリス」

好きな音楽:絢香、森高千里