【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

家族葬について③:小規模葬儀の種類による違い、斎場について

小規模な葬儀が注目され、さまざまのプランが葬儀社のホームページに掲載されています。
ですが、その違いはわかりにくいもの。

「直葬」「密葬」「家族葬」の違いをつかみましょう。

「家族葬」にむいた会場の選び方についてもご案内します。

「家族葬」と「直葬」との違い

「家族」の小規模化がすすむ昨今、小規模な葬儀プランがホームページなどで紹介されています。

このなかで、わかりにくいものが、「家族葬」と「直葬、密葬との違い」です。

まず「直葬」からご説明しましょう。

「直葬」とは

「直葬」は「火葬式」と呼ばれる場合もあります。
通夜や告別式は行いません。

お身内の方がとても少ない場合や、ご家族がいない場合に選ばれることが多いです。

葬儀としてのミニマムな形になります。

僧侶など宗教者に依頼して、出棺時や火葬場の炉前で読経や、各宗教でのお祈りは可能です。

基本的には、病院などなくなられた場所から簡易な安置所をへて、火葬場へ向かいます。

病院では長く安置できませんので、ご自宅か、葬儀社により専用の安置所があるのでそこに安置します。
死後24時間は火葬はしてはいけませんので、直葬でも最低2日から3日は必要です。

メリットは、費用が最小限に抑えられることです。

葬儀社のプランでは、最低限の必要品をパックとして紹介していますが、何が含まれるかはプランによりますので、内訳を良く見て検討しましょう。

寝台車のチャーター費用やお花、ドライアイスや火葬費用など、必ず必要なものが別料金であることが多いです。

参列者へ対応しなくて良いことも、直葬のメリットといえます。
ご遺族は故人との別れの時間を、対外的な対応に費やさなくてすみ、負担が少ないです。

返礼品などを当日用意する必要もありません。

デメリットは、儀式がなく、時間も短いことで、十分なお別れができないように感じる方もいらっしゃることです。

直葬でも心がこもったお別れができますが、お身内でよく相談して、段取りを知って納得した上で直葬を選ぶのがベストです。

参列者は限られますので、友人、知人の方への対応は事前に考えて置きましょう。

もうひとつのデメリットは、火葬の手続き、手配が済むまで、ご遺体を安置する場所を確保しなければならないことです。

ほとんどの場合、病院では法で定められた24時間、ご遺体を安置させてはいただけません。

また、葬儀の件数自体は年々増加していますので、火葬場の予約に時間をとる場合もあります。

直葬を検討する場合、まず考えなければならないのが安置場所の確保です。

「家族葬」とは

「家族葬」の場合は、身内以外の会葬者を見込まない小規模な葬儀であるところは「直葬」と同じですが、通夜、告別式か、それに相当する儀式を行うことが前提です。

都市部では自宅での葬儀は難しくなっていますので斎場を確保することが多いでしょう。

安置施設が整っているところを選べば、ご遺体の安置は問題がありません。
火葬までの日数がある場合、「直葬」「家族葬」のどちらでもご遺体を保全する費用はかかります。

また気にとめておくべきなのは、当日までの故人との面会の可否です。
葬儀社により状況が違いますので、この点も含め検討すると、満足度が高いプランを選びやすいです。

「家族葬」「直葬」ともに、後日の弔問対応は考えておく必要があります。

「家族葬」と「密葬」との違い

「密葬」は、ご家族とお身内だけで故人をお見送りする点は同じですので、「家族葬」と見分けがつきにくいものです。

「家族葬」との差異は、「密葬」では「本葬」を行うのが前提だということです。
「本葬」に先立ち、前もって身内だけで故人をお送りするのが「密葬」です。

「密葬」を選ばれる状況として多いものは、著名人や企業のトップなど、多数の会葬者が予想され、社会的にも告知とお別れの機会を開かれた形で持つのが妥当な場合です。

大規模な葬儀を、なくなられてから数日で企画するのはとても大変ですので、後日、準備を整えて「本葬」を行うのが妥当な場合が多くあります。

ご遺体の状況もありますので、先に「密葬」でお送りしてから、「本葬」はお骨で行います。
年末年始など、告別式を行うのが難しい場合にも、先に「密葬」を行う場合があります。

「密葬」では、通夜と必要に応じて葬儀式典を行いますが、公的な「告別式」「お別れの会」は後日にします。

葬儀式典に関しては、参列する範囲はご遺族、ご親族、ご友人など近い範囲に限られます。
無宗教式だったり、故人が信仰していた宗教にのっとって行われます。

「出棺式」として読経や宗教者による祈りの儀式を行い場合が多いです。
その後、出棺、火葬をへて、初七日法要(仏教の場合)にあたり儀式までを行います。

その後の「本葬」については、別途、通夜、葬儀、告別式を公的なものとして行う場合が多いです。

「密葬」のメリット、デメリット

「密葬」のメリットは、プライベートなお別れと公的なお別れを別にするので、実際的な取り回しが良いことです。
多くの会葬者が予想される場合にはこれが最大のメリットになります。

デメリットは、費用の多さです。
小規模な「家族葬」を検討される場合は、ここはあまり気にしなくてよいポイントではあります。

年末年始などに会場や連絡、参加に関する都合で「密葬」を選んだ場合は、メリットはまた違ってきます。

十分な支度を整えてから告別式を行えるのは、負担軽減にはよいことでしょう。

すでに火葬は済んでいるので、告別式に関しては地理的な制約、搬送の心配がないのもメリットです。
費用に関しては、プラン次第です。

昨今では、「密葬」を行い、その後「本葬」をしない場合もあり、その場合は「家族葬」との境はあいまいになります。

「家族葬」では、その式次第はすべて「本葬」に分類される、と覚えておくとわかりやすいです。
後日に式を行わないわけですから、「家族葬」での告別式が本葬になります。

会葬者を近親に限定し、規模が小さいこと以外は、一般葬と段取りの違いはありません。

その後の公的なお別れについては「お別れ会」や「偲ぶ会」を行う場合と、書面による連絡にとどめ行わない場合とあります。
社会的影響が少ない場合は、後日の告知は書面が一般的です。

単に「社会的交友範囲が狭く、多数の会葬が必要ない」場合は、密葬よりも、「家族葬」を選んだほうが、満足度が高いプランが選びやすいでしょう。

「告知すれば多数の会葬者が予想される場合」で、公的対応を気にせず身内でお見送りしたい場合は、社会的告知の規模に応じてプランを考えましょう。

「密葬」と「本葬」の組み合わせ、「家族葬」と「お別れ会など」の組み合わせ、「家族葬」と「通知による対応」の組み合わせが選択肢に入ります。

「家族葬」では、後日の弔問の個別対応について、よく考えておく必要があります。

予想人数が個別対応では手に余ると感じる場合は、「一般葬」か、別途の「お別れ会」「密葬後の本葬」なども考えましょう。
一括で対応をしたほうが、実際的にも費用の点でもよい場合もあります。

「家族葬」に向いている斎場

「家族葬」が注目されるにつれ、小規模葬儀を行うことをメインとして考えた斎場が増えてきました。

少ない人数でアットホームに行いやすい施設が整った、家族葬を専門とするところもあります。
確保できれば、家族葬専用の斎場は検討の価値は大きいです。

斎場内で喪家どうしが会わないように、貸し切り制のところもあります。

家族葬専用をうたっていなくても、パーティーションやフロア配置に気配りがされた斎場も増えています。

「プライバシーが保ちやすい」会場が、家族葬に向いている会場といえます。

複数の喪家が同時に葬儀を行う場合でも、フロアごとに別れている斎場や、メゾネット式で独立性が保たれる斎場なら気になりにくいです。

生前予約を検討されているなら、ホテル式で前日の宿泊からセットで、オリジナルプランを提案する斎場も出てきました。

ご自分の葬儀を自由葬でと希望される方はこういったものを検討されると、よりよい家族葬を行えることもあるでしょう。

最適な斎場を選ぶポイント

実際的には、家族葬を希望される場合も、ご本人が故人になられてからご遺族が探す場合が多いでしょう。

斎場を選ぶ場合に、検討すべき項目がいくつかあります。

「規模に合った施設か」「宗旨・宗派の選択(無宗教の場合も受け入れが可能か)」「場所(地理、交通の便)」「予算」「サービス」「日程の空き」です。

これらは、なかなかすべてが思うようにはゆかないものです。

「家族葬」に限りませんが、見積もりをするときに「もっとも重視するものはなにか」を決めておくと、比較がしやすくなります。

家族葬で、かつ自由葬でと希望する場合、葬儀社選びから自由葬の案件が得意なところにするのが妥当です。

質問をして明確な返答がありノウハウが多いところを選びましょう。
斎場に関してもよい会場を知っている場合が多いです。

見積もりの時に、どのエリアが得意かも含め、どういう斎場が紹介できるかを質問するのはいい方法です。

「家族葬」に関しては、会葬者の交通の便に関する優先順位は低くなります。

参列者は身内ですから、少々なら交通の便が悪くても、タクシーや自家用車を用いて先に到着できれば問題がありません。

それよりは、斎場自体が「家族葬」にあっているかを重視するとよいでしょう。

「日程」を重視したい場合もあります。

菩提寺など付き合いのある宗教者を呼びたい場合や(仏教ではこれはかなり重要です)、ご遺族のお仕事の都合がある場合です。

「公営斎場」を待つよりも「民営斎場」のほうがいい日程が取れる場合もあります。

葬儀では多額の出費が予想されます。
「予算」は堅実に考えましょう。

まずは「民営の斎場を含めるか」を基準に入れるのも、予算オーバーを防ぐ良い方法です。
民営斎場はサービスが良い場合が多いですが、お値段はかかってしまいがちです。

都会では、斎場と火葬場が別になっている場合も多いです。
移動の車をチャーターする予算を少なくしたい場合は、併設の斎場を選ぶ方法もあります。

地域と葬儀社によっては、公営の集会所や公民館が使える場合もあります。

斎場選びのポータルサイトを見て、気に入った斎場があれば、そこに問い合わせるのも方法のひとつです。

家族葬専用斎場ではホームページが充実しているところもあり、雰囲気がつかみやすいです。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN