【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

家族葬について⑦:お金と手配1

「家族葬」を検討する際に、気になる「お金」や「僧侶の手配」と、「家族葬の司会」について解説します。

「家族葬」と「一般葬」の違いは規模だけですから、基本的な手順はどちらでも変わりません。

葬儀を行う場合も、手伝いを頼まれた場合も知っていると戸惑いません。

「家族葬」の司会はどうするか

「家族葬」の儀式の手順は、宗教様式の場合は基本的に「一般葬」と変わりません。
ですので、特に「家族葬」だから、と言うものはありません。

司会は、喪主のあいさつとは別に、開会や式次第の進行、閉会などを参加者に伝達する役目です。
弔電を読むこともあります。

司会が案内することで、いま葬儀のどの段階にあるのかわかりやすくなり、会葬者が迷うことがなくなります。

「弔辞」とは別です。
弔辞は、故人におくるお別れの言葉です。

弔辞は友人や親しかった方が喪主に申し出て行うのが原則です。
人数が式進行の時間配分に関わってきます。

人数など、葬儀社の担当者と相談しましょう。

司会は、葬儀社の方がする場合もありますし、葬儀の出席される方のどなたかに頼む場合もあります。

葬儀社からの司会の場合、ご遺族は特に心配はありません。
必要事項を伝えお任せすればいいでしょう。

人となりなど、入れて欲しい内容がある場合は、遠慮せずに伝えましょう。

司会を依頼された場合は、先に葬儀社の担当者や喪主、宗教者と段取りの打ち合わせが必要なので、他の会葬者より先に到着しておきます。

喪主か葬儀社担当者から、いつ来ればいいかは案内があるでしょう。

司会で注意すべきは、弔辞、弔電の名前と肩書です。
わからない場合は先にきちんと確認しておきましょう。

名前などは意外な読み方なこともありますから、全員を確認するのが間違いないでしょう。

ナレーションする文面が不安な場合は、葬儀担当者にチェックをしてもらいましょう。

上手な司会をと考えなくてもよいのです。
心をこめたものであれば大丈夫です。

式次第の伝達に関しては、定番がありますのでそれが伝われば問題ありません。
それ以外は、きまったものはありません。

司会を葬儀社に頼まず、故人のゆかりの方にお願いした場合は、「お礼」をお渡ししましょう。

一般的には、葬儀の手伝いのお礼は3,000円から5,000円です。
お手伝いされた方々を取りまとめる「葬儀委員長」などでしたら、5,000円から10,000円を包みます。

司会は5,000円からがいいでしょう。

「お礼」については、地域により習慣の違いが大きいです。
良くわからない場合はその土地に長く住んでいる方にきいてみましょう。

「家族葬」のお金のトラブル

意外と多い「事故」が「お礼の袋にお金を入れ忘れる」事例です。

笑い話のようですが、忙しく余裕もないですからそういうこともあります。
葬儀が始まる前に封筒の中身も支度して置きましょう。

「いただいて帰り、封筒の中身がなかった」場合は、悩まれると思います。
しかし、そのままにせず伝えましょう。

喪主の方の面目ということでも、そのままよりも伝えたほうが面目が立ちます。

「葬儀委員長」や「葬儀責任者」に伝えるのがスマートでしょう。

平常心を保つのが難しく、めったにない折ですので、間違ってしまうのは恥ずかしいことではありません。
お詫びして訂正すればいいのです。

「家族葬」の僧侶手配はどうするか

葬儀を実施する場合に、仏教式を選択される事例は全葬儀の7割です。

無宗教による葬儀もひろまってきましたが、普段の付き合いはないけれど、いざと言うときは僧侶に頼みたい方は多いです。

すでに檀家になっている場合はその宗派での葬儀は必須ですので、それも葬儀の時に仏教を選ばれる大きな理由です。

比率としては、相変わらず高い仏教ですが、お葬式と仏教、日常生活と宗教の関わり方は急速に変わっています。

地域に密着した寺院を檀家とし、日々の付き合いをしながら、葬儀は地域の共同体でおこない、その寺院の墓地に入るのが、難しくなっている現状があります。

交通、経済の発展により、個人の社会的、経済的活動範囲は、生地にとらわれなくなりました。
一族の本拠地を離れ、都市部で生活するライフスタイルは、すでに当たり前になって久しいです。

その流れに加え、少子化により、地元に残る娘や息子がいなくなっていますので、旧来の地元密着型の寺院は檀家の減少に悩んでいます。

「墓じまい」をして地縁を終わらせるケースも多いです。

「僧侶の手配サービス」とは

そんな現代に、「葬儀を機縁として檀家になる」のは、現実的な選択と言えない場合も多くあります。

けれども、故人の死後の安息を願う心は、かわらず日本人のなかに息づいています。

現実的な事情と心情的な事情の折衷案として、「僧侶の手配サービス」を、葬儀社各社が提案しています。

「僧侶の手配サービス」は、従来は「お気持ち」といわれ不明確だった「お布施」に関して明確な定額制のところが多いです。

派遣料と、葬儀の必要な読経、戒名の有無が分かれていて、項目ごとの料金制になっています。

まとめのパック料金のところもありますので、料金の内訳についてはしっかり確認しましょう。

お車代、ご膳代が別途で必要かどうかも確認しましょう。
気になる「戒名料」も一律で設定している派遣サービスもあります。

メリットが多いように見える「僧侶の手配サービス」ですが、注意点はあります。

僧侶の熟練度のばらつきがあることです。

法話をしてもらう場合もあるのでできれば上手な方にお願いしたいのは人情です。
確認して、身元のしっかりした僧侶を派遣するサービスを選びましょう。

宗派の「僧籍簿」にのっていない僧侶を派遣したために後ほど宗派とトラブルになる事例があります。

「菩提寺」がある場合、かならず事前に連絡を取り「相談」することがとても重要です。
遠隔地の場合も、電話で連絡しましょう。

「僧侶の手配サービス」を発注する前にすべきことです。
決めてしまった後の事後連絡はトラブルの元になります。

基本的には、檀家の葬儀は菩提寺が担当するものとなっています。
「菩提寺」の考え方により、「葬儀だけの僧侶手配」自体に否定的見解を持つ場合もあります。

故人の葬儀を行う場所が菩提寺から遠い場合など、理由があれば、「僧侶の手配サービス」で同宗派の僧侶に頼むことを了承してくれる場合もあります。

「菩提寺」自体の人脈で、信頼の置ける現地の僧侶を、紹介で手配してくれる場合もあります。
遠隔地でも、住職がきてくださる場合もあります。

「戒名」を菩提寺からいただき、「僧侶の手配サービス」の法要でその戒名でお願いするケースもあります。

「菩提寺」を通す場合、「僧侶の手配サービス」の料金体系は用いない場合がほとんどです。

「家族葬」の支払いについて

「家族葬」に限らず、家族がなくなってまず考えたほうがいいのは、葬儀の支払いのことです。
もっともよいのはあらかじめ備えておくことですが、そうは行かない場合も多いです。

葬儀は、原則として「現金払い」です。
数日から数週間以内に多額の現金がかならず必要になります。

「定期預金をくずす」「葬祭ローンを検討する」などの対策が必要です。
現金を順当に口座から下ろせる場合も「1日の預金払い出し限度額」に注意しましょう。

生命保険などは現金が入るまでに時間がかかりますし、故人の預金口座は、金融機関が故人の死亡を知った場合、即時で払い出しがストップされます。
その後の払い出しは、相続人全員の合意が必要です。

緊急手段ですが、「キャッシング」を利用する方法もあります。
これは香典が見込める「一般葬」には向きますが、「家族葬」に向いているとは言いがたいです。

動揺して平常心が保ちがたい状況ですから、「金銭の出納」には、重々注意が必要です。

手帳に逐一記録すると間違いが防げます。
日時、時間も書き留めましょう。

「現金の保管」にも注意が必要です。

葬儀すべてに言えますが、掲示板で広報されたりしますと、葬式狙いの空き巣のターゲットになりやすいです。

「家族葬」の場合は近親者のみなので、町内掲示板でのお知らせはしませんが、用心に越したことはありません。
現金のありかなどは、家族の複数人で確認を取り合いましょう。

「家族葬」の葬儀代金の支払いについては、打ち合わせの時に葬儀社から相談があるでしょう。

一般的な支払いの期限は、「葬儀の後に葬儀場を出るまで」です。
「葬儀の儀式費用」と「精進落とし、初七日法要後の会食の実費」「仕出し関係の人件費」「返礼品の費用」は、清算タイミングが違います。

「葬儀の儀式費用」は、相談によっては、葬儀がすみ、数日たってからの支払いでも良い場合が多いです。

葬儀社に届けに行くか、自宅に担当者が訪問する段取りになります。
大金が動きますので、日時や時間、担当者をしっかり決めての支払いになります。

クレジットカードや、銀行振り込みを採用している葬儀社もあります。
特に、自宅訪問の場合、身分証や担当者の確認をしっかり行いましょう。

「急な変更」については葬儀社本部に確認を取るくらい用心しても失礼には当たりません。

「葬儀費用」以外の「流動的な費用」は、当日払いのみになります。
「火葬場」でのお骨上げまでの待合室の使用料と飲食代は、当日に火葬場を出る前に清算します。

「お心付け」を渡したい場合もこのタイミングです。
「お心付け」については、辞退する決まりになっている火葬場が増えています。

「僧侶、宗教者へのお布施、謝礼」を渡せるようにして準備しておくのも重要です。

当日に宗教者が帰られる前にお渡しする必要がありますので、先に封筒にいれて、他の費用と分けておくとスムーズです。

クレジットカードや銀行振り込みを利用する場合は、「限度額」に関して事前準備を忘れないようにしましょう。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN