【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

家族葬について⑧:お金と手配2

「家族葬」を主催する場合の、お香典の扱い、供花や弔電の扱い、お食事について解説します。

また、訃報を受けた方の「家族葬」における適切な弔意の示し方についてもご案内します。

両方を知ってトラブルを避けましょう。

「家族葬」でのお香典の扱い

「家族葬」でのお香典の扱いについては、葬儀を主催する側、訃報を受ける側の双方で、疑問に思ったり迷ってしまう事柄は多いです。

基本的な考え方としては、主催側は「参列する親族や、参列を辞退する故人ゆかりの方」に誤解がないように、伝える情報を明確にするのが親切です。

訃報を受ける側は、「家族葬を選んだご遺族の負担が少ないように」配慮する方向で、不明点は確認するのが親切です。

誤解されがちですが、「家族葬」は、お香典をもらわない葬儀ではありません。
その点について、格別の決まりはありませんので、ご都合と考え方で決められるといいでしょう。

「家族葬」にするい大きな理由にひとつに「式当日と後日のご遺族の負担の軽減」があります。

原則的には、お受けしたものには返礼が必要ですから、その調達と、弔問の対応を少なくして、故人との時間を身内で過ごしたい、と考えている場合に選ばれる方法です。

主催側で「家族葬」をしようとおもう場合に、「参列をいただかない方への通知」は、遺族の意図や「家族葬」を選んだ理由を明確に記載しましょう。

メジャーな「一般葬」であれば、会葬者として参列をいただく立場です。

ですので、「家族葬です」とだけ伝えた場合、「参列しなくていいのかしら」「お香典などはどうしたらいいかしら」と、弔意の示し方に戸惑う方もいます。

「故人の意向」や「ご遺族が事情で対応するのが難しい」場合は、詳細はなくとも書き添えましょう。

「お香典、供花を辞退したい場合」は、はっきりとその旨を記載します。

日時くらいはお伝えしたいですとか、弔電はかまわないので、と、日時だけを記載しますと、「招かれたのかどうか」で受け取った方が迷われます。

「参列を辞退する場合」は、その旨を誤解のないように記載しましょう。
「お招きする場合」も、誤解のないように記載します。

共通の通知に加え、別途で連絡をする、別紙を添えるなど配慮が必要です。

「家族葬」での、参列者のお香典については、受け取るかどうかは任意です。
参列する方からは受け取って差し支えありませんが、線引きをはっきりさせましょう。

受け取る場合は、相場については一般的な葬儀の相場でかまいません。
いただいたお香典の「香典返し」については、通常の慣習どおりで差し支えありません。

「家族葬」でお知らせしても、当日に香典をお持ちになる方がいらっしゃることは多いです。

その分の返礼品と香典返しは、若干見込んでおくのが無難でしょう。
返礼品に関しては、葬儀社のほうで、使った分で会計をしてくれます。

「訃報をうける方」のほうの配慮ですが、お香典は辞退ということでも、お世話になったから気持ちを示したい場合はあります。

ですが、「家族葬」の場合は、負担をかけないのがなによりの配慮な場合も多いです。

返礼が必要なものはさしあげないのが無難です。
返礼が必要ないものや、お手紙をお送りする方法も考えられます。

その場合は、返礼の気遣いは必要ないことを必ず書き添えましょう。

「家族葬」での供花の扱い

「家族葬」で「お香典は辞退」の場合に、弔意を表す方法として、供花をおくる場合があります。

基本原則としては、「家族葬」で、「供花は辞退」の記載がなければ、供花をおくっても構わないです。

供花よりももっと「返礼の必要がないもの」にするのも、事情によっては親切な場合があります。

香典を辞退する家族葬に、職場からの弔意をしめす方法として、供花以外でよくつかわれるのは「お菓子」です。
個人でお送りする場合も、軽いお菓子の詰め合わせは良くつかわれます。

当日であれば「お線香」も良いです。

供花をおくって良い場合、「家族葬」でも「一般葬」と相場は変わりありません。
10,000円から15,000円程度が供花の相場です。

おくっていいか迷った場合は、ご遺族の意向をうかがい、決めていただくのがかどが立ちません。

場合によっては、お花も辞退されることがあるかもしれません。

弔意を伝えたいのはやまやまですが、あまり無理にお渡しするのは負担になります。

丁寧に言葉で弔意をおつたえするだけでも、ご遺族の心はどんなにかはげまされることでしょう。
「何もしない」ことがベストなこともあります。

お花をいただいた場合、お返しはしなくても失礼に当たりません。

感謝を伝えたい場合「お礼状」をおくっても良いでしょう。

家族の葬儀で「職場有志」でお花をいただいた場合などは、職場でつまめるようなお菓子の詰め合わせが、お返しには向いています。

「お香典と供花を辞退」される場合も、弔電なら送っても差し支えありません。

訃報を伝える案内状に、日時と場所が記載されている場合はそちらにおくります。
迷った場合はご遺族に問い合わせましょう。

無理せず後日という選択もあります。

弔電の枚数が多い「一般葬」では、弔電の台紙は外して、まとめて後でご遺族がご覧になることもあります。

ですが、家族葬ですと台紙をゆっくりご覧になれることもありますので、きれいな台紙はよいお慰めになります。

文面も、ぜひテンプレートではなく、思い出のエピソードを加えましょう。
テンプレートに追加したり、部分的に追加して注文もできます。

葬儀主催者側からみた「お礼状」の作成については、葬儀社の担当者に相談するのが早道です。

お香典をもらった場合、お香典とお花をもらった場合、弔電をもらった場合、などバリエーションもありますので、必要に応じて利用しましょう。

後日の弔問で、お香典は辞退されている場合は、お香典ではなく「お線香代」や「お花代」を持参する方法があります。

3,000円程度がいいでしょう。
現金は、ご遺族の好みのものを買えますから気がきいています。

他の弔問客があったときにお茶請けに向くような菓子の詰め合わせも適しています。

後日の弔問での持参品は、故人にさしあげるという位置づけです。
祭壇にそなえる方法でお渡しします。

「家族葬」で食事は用意すべきか

「家族葬」でのお食事は、規模をのぞけば「一般葬」と同様と考えて良いです。

「通夜振る舞い」や「法要にともなう会食」がある場合、葬儀社のプランと一緒に手配をすれば問題ありません。

仏教の場合は、法要の会食なら、精進料理の御膳やお弁当が適しています。会葬者が増えた場合も対応しやすいです。

「家族葬」でも、「通夜」に弔問がある場合があります。
大皿料理を取り分けるタイプの通夜振る舞いなら、急な増減に対応しやすいのは、「一般葬」と変わりません。

「家族葬」ならではのメリットとして、お食事に関する自由度の高さが上げられます。

自由葬形式や、昨今増えつつある「ゲストハウス型葬祭施設」を利用する場合、従来の「通夜振る舞い」や「法要での会食」とはイメージの違う方法を取れる場合があります。

お身内だけですから、宗教的なきまりが気にならなければ、お好きな料理を選べばよいのです。
葬祭施設によっては、和風、洋風、中華、エスニックのブッフェがある場合があります。

特に「ゲストハウス型葬祭施設」では、各種の「仕出し料理」だけではなく、調理もできるキッチンがあり、ご遺族のスペースとしてリビングや浴室があり、自宅のようにすごせるものもあります。

そういう施設を選べば、故人のお好きだったご家族の手料理を、ご親族でいただきながらすごすのも可能です。

「家族葬」の規模によっては、自宅での葬儀もできますので、大規模な葬儀が主流になった時代にはすたれていた「自宅での葬儀」が見直されています。

故人の生活していた家で、思い出を語りながら会食をするお別れは、「故人らしく満足度が高かった」と言う声もあります。

「キリスト教式」や「神道式」では、儀式にむすびついた会食の習慣はありません。
「通夜振る舞い」や「法要に伴う会食」は、仏教の習慣です。

ですが、葬儀に参列した方々で故人をしのぶ機会として、葬儀の後に会食をなさるご遺族は多くいらっしゃいます。

「キリスト教」の場合は、スケジュールとしては「通夜」に相当する「前夜式」は、質素に行う傾向があります。

思想の違いによるものでよしあしはありません。
お茶と軽いお菓子が出ることはあります。

「家族葬」での通夜振る舞いでの、突然の会葬者の増加対策は、あらかじめ葬儀社にきいておくとより安心です。

追加の仕出しを頼める場合もありますし、地方によってはお帰り願っても構わない場合もあります。

対策を考えていなかったので、ご遺族の分を回した、と言う声もあります。

あらかじめ数人前の予備を用意すれば、少々の出費でトラブルを回避できますので、そこはお考え次第です。

そういう事例があるのは、「家族葬」でも参列をしたいと思われる方も、考慮に入れておいたほうがいいでしょう。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN