【東京葬儀】「ちょうどいい家族葬」専門店

家族葬について⑨:家族葬を知らせる

「家族葬」を行う場合、上手で適切な連絡は、成否を分けるといっていい重要な要素です。

急に葬儀が必要になったご遺族も、生前から「家族葬」がしたいとお考えの方も、「連絡と周囲の理解」について知り制することで、良いお別れができるのです。

「家族葬」には周囲の理解が必須

「家族葬」には周囲の理解が必要です。
ことに、親族にはしっかりと理解を求めるのが重要です。

まずは、ご家庭内で意見を固めないことにはどうにもなりませんから、参列して欲しい方をリストアップしてみましょう。

この段階で、ご家族の中での「家族葬」のイメージが全く違うのが、判明することもあります。

「家族葬」だけにこだわらずに、どんな葬儀が故人にはベストなのか、ご遺族の大切にしたいことを生かせる、もっとも良い規模はどのくらいかを考えるのが、良い方法です。

ご夫婦ですと、双方のご実家の親族の方々にお話を通す重要なキーパーソンになりますので、「家族の共通見解」は相談して置きましょう。

「故人の遺志で」と言うことでしたら、理解を示してくださるご親族は多いです。
それでも納得がいかないとおっしゃる方もいらっしゃいますが…。

葬儀は、故人のためのものであり、なによりも、残されたご遺族が今後を過ごしてゆくためのものです。

押されてのぞまない方法でお見送りをするよりは、「なにを大切に考えて家族葬を選ぶのか」を伝えたうえで、ご遺族の「よいと思うお別れのかたち」を通すのもよい選択です。

葬儀には費用の問題がかならず出てきます。
費用は出さないけれど口は出す関係者は、しばしばいます。

親族内でまとまらないときは、故人と喪主の意見を重視して進みましょう。

旧来の慣習が強い田舎などでは、家族葬を行うには抵抗が強い場合も見受けられます。
地域の習慣をよく確認しましょう。

場合によっては、家族葬以外のプランの方が後のトラブルが少なく済む場合は、そちらを選ぶのも方法です。

ご遺族の余裕がない場合は、ご親戚の宿の手配などはご自身でしてもらったり、できるところは分担してもらいましょう。

悩まれた場合、葬儀社の担当者にきいてみましょう。
担当者は過去の事例を知っていますのでアドバイスがもらえます。

先に意見の違いが予想される場合は、葬儀社の見積もりのときに、対応策についても質問してみましょう。

ご自身の葬儀を「家族葬」でと望む場合は、生前から検討し準備しておくと、残された方に負担をかけません。

費用の問題もですが、ご自身がなぜ家族葬をのぞむのかを、はっきり文書になさるのが、ご遺族にとって大きな助けになります。

「家族葬」で会葬していただく範囲についても、書き記しておくに越したことはありません。

機会があれば、ご家族で葬儀について相談するのがおすすめです。
葬儀を勉強したり、斎場を見学できるイベントもあります。

「家族葬」の会葬者の範囲を決める

「家族葬」は、近親者だけの規模の少ない葬儀、と定義されていますが、プランの実際としては「規模」で分けられています。

親族以外のお世話になった方も含まれる小規模な葬儀を、葬儀社によっては「お身内葬」など違うプラン名で呼んでいる場合もあります。

分類は「規模」で、それに加え、家族での葬儀に適したオプションや配慮を組み合わせたものが、「家族葬」として提案されていると考えていいでしょう。

「家族葬」で、会葬者の範囲として考えられるのは、「二親等から三親等」がもっとも多いケースです。
「とても小規模にしたい場合」と、「小規模にしたい場合」と考えていいでしょう。

二親等なら10人から20人まで行くことはあまりないです。
三親等ならもう少し増えて30人程度になる場合もあります。

日程などで可能な斎場が限られる場合、斎場のゆったり具合ともあわせて考えます。

「家族」は故人から見て、故人の両親、故人の兄弟や姉妹、故人の配偶者、故人の子供と孫にその配偶者までが、「家族葬」の最少単位です。

「おじ」「おば」「祖父母」に関しては、呼んでいるケースは多いです。
最小限の家族より、もう少しひろくと考えた場合に、来てもらえたらうれしいと考える方が多い間柄です。

それより遠い親族の場合、「いとこ」くらいですと、会葬者にはいらない場合もあります。

「いとこ」同士でだれが呼ばれてだれが呼ばれない、などがあると、後に禍根が残ることもありますから、どちらの親族にも、事情を説明しておくと後が良いでしょう。

「いとこ」を呼ぶかどうかを統一して、その上でそれぞれの方の都合で、参列するかどうかを決めてもらうのも角が立ちにくい方法です。

会葬を辞退する場合でも、事務的に呼びませんからと言うことだけでは、後のお付き合いもありますから、伝え方は工夫しましょう。

「葬儀の参列は辞退させていただくけれど、改めて弔問にきてくれたらうれしい」と伝えるだけでも、だいぶ印象が違うものです。
葬儀にもよばれない間柄なのか、と言う印象を与えないように、ひとことつけましょう。

「家族葬」で、会葬者の範囲を考えるときに「忌引き休暇」の適用範囲を知っておくのは役に立つでしょう。

企業により差がありますが、二親等、三親等までの場合が多いです。
これは「家族葬」で多い線引きと一致しています。

実際にお呼びする場合は、お住まいの場所からの移動距離も考えて、検討するのがいいでしょう。

親族の中で、特定の方は呼んで別の方は呼びたくない場合に、事情を伝えた方と伝えない方がいるのは、トラブルの元です。

事情を伝える「線引き」は、「立場」で区切るのが無難です。
来ていただく方よりも、来ていただかない方の対処をデリケートに考える必要があります。

「家族葬」での「訃報」の知らせ方

「家族葬」訃報の知らせ方は、いつ知らせるかを考えることが重要です。

各段階にわけて訃報リストを作っておくのは、非常に役に立ちます。
生前に「家族葬」をお考えならおすすめの対策です。

——-
・葬儀前に連絡を入れる
「危篤や臨終の際に連絡をして欲しい方」
「葬儀に参列して欲しい方」
「参列は辞退するが先に伝えて欲しい方」

・葬儀後の初七日以降から、四十九日すぎに連絡を入れる
「葬儀が終わってから伝えても構わない方」

・喪中はがきでの連絡で伝えて欲しい方
——-

特に事前の用意がなかった場合、葬儀の「事前に知らせる方」と「事後に知らせる方」にわけて考えるとわかりやすくなります。

参列して欲しい方

まず、「参列して欲しい方」に連絡を入れます。
親族以外でも来て欲しい方がいましたら、当然ですが先に知らせます。

特に知人の方には、「連絡は回さなくて良い」ことを一緒に伝えましょう。

この段階の連絡は、状況により電話やメールを活用しましょう。

参列をお願いする訃報連絡の書面は、必要情報の書き忘れに注意し、以下のことを明確に伝えます。

「故人が亡くなったこと」
「家族葬であること」
「参列をいただきたいこと」
「葬儀の日時」
「葬儀の場所」
「お香典・供花の辞退(辞退する場合)」

参列を辞退させていただく方

葬儀前に連絡する場合

「参列を辞退させていただく親族」のなかで、お付き合いはある方には、葬儀の前にご連絡したほうが、かどの立つことは少ないです。

参列を辞退させていただく方への訃報連絡の書面には、以下の情報が必要です。

「故人が亡くなったこと」
「生前のご厚誼への感謝」
「家族葬であることと、その理由」
「事情により参列を辞退すること」

を丁寧に説明します。

「家族葬にご理解をいただきたいこと」
「お香典・供花の辞退(辞退する場合)」
を明確に伝えましょう。

加えて、弔電をお送りしたい方もいらっしゃいますので、「葬儀の日時」「葬儀の場所」を書き添えます。

状況によっては「なくなられた理由」を書き添えてもいいでしょう。
おつらい場合は無理に書く必要はありません。

葬儀後に連絡する場合

「葬儀後にご連絡をする」方がいいのは、ずっとお付き合いのないご親族や、故人のご友人や社会的なつながりがあった方です。

「先に知らせて欲しかった」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、万全に行かないのはいたしかたありません。

ご遺族のお気持ちや時間の余裕がなかったことを伝えれば、理解してくださることがほとんどです。

用意ができれば、葬儀より前に「参列を辞退させていただく方」のフォーマットで、連絡通知を送る方法もあります。

ご遺族の時間的ゆとり、体力やお気持ちのゆとりがない場合は、無理する必要はありません。

葬儀の前に忙しく過ごすよりは、お別れしてゆく故人との時間をすごすほうが、のちのちの後悔が少なくなるでしょう。

葬儀後に贈る訃報連絡の書面には、以下のことを忘れず、明確に記載します。

「故人が亡くなったこと」
「葬儀は家族葬でとどこおりなく行われたこと」
「生前のご厚誼への感謝」
「お香典・供花の辞退(辞退する場合)」

「家族葬にした理由」と「なくなられた事情」を書き添えると、より親切な書状になります。

「年賀状を欠礼する通知」は、訃報連絡とは違います。
あくまでも、年賀状を欠礼することの通知です。

伝えるべき方には訃報連絡をお送りしましょう。

また、「家族葬」を執り行う立場になった場合、お勤めの会社にはきちんと、「家族がなくなったこと」と「忌引きが欲しいこと」は伝えます。

「家族葬なので、参列、香典など辞退」する場合、必ず最初に伝えるときから言っておくとトラブル防止になります。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN