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家族葬について⑩:家族葬の参列マナー

「家族葬」に参列する場合のマナーを知っておきましょう。

ほとんど「一般葬」と変わりませんが、「家族葬」ならではの注意点はあります。

乳幼児がいる場合や妊婦の参列の注意点、「家族葬だけど参列したい」事例について解説します。

「家族葬」に参列する場合の注意点

「家族葬」に参列する場合のマナーを知っておきましょう。

基本的なマナーは「一般葬」と同じです。
連絡に関しては、「あなたをお呼びしたいので特に」と、通知された場合が多いです。

ご趣味やお仕事のつながりがあったとしても、訃報をまわすのがよいこととは限りません。

参列しない方にも後日通知が回りますので、それまでは静観しましょう。
連絡をしたい先がある場合は、ご遺族に確認を取りましょう。

「家族葬」に参列する服装

「家族葬」では「平服でお越しください」という場合も多いです。
この場合の平服は「完全な普段着」ではないことは、念頭に置きましょう。

男性はダークスーツが適切です。
女性は黒または紺色やグレーのワンピースまたはスーツがいいでしょう。

迷う場合は、より光沢がないものが葬儀向きです。
それでも迷う場合は「喪服」を着用しましょう。

ご遺族や故人の要望により、「もっとくだけた普段着で」行われる葬儀もありますが、その場合は別途、指定があるでしょう。

特に指定がない場合は「喪服」を着用します。
「通夜」は平服というのが慣習ですが、昨今ではあまり違いがなくなっています。

学童や学生なら、あれば制服なら問題ありません。
ない場合は、黒、紺、グレーのワンピースやスーツの地味な服装にします。

学校の制服が華美な場合も昨今ではあります。
形式としてはそれでも問題はありませんが、腕に喪章をつけるとより良いです。
または、黒いワンピースかスーツにしましょう。

葬儀の靴はなるべく光沢がないものがいいです。
パンプスは中ヒールがいいですが、足元に懸念がある場合は、無理をするより低いものでもいいでしょう。

髪は女性ならまとめて目立たなくするのがベストです。
ゴムで束ね、シュシュやバレッタは避けましょう。

男性の場合もできるだけ地味なものが良いです。
「平服」の場合にも、においの強い整髪料やコロンは使わないようにします。

「家族葬」の葬儀マナー

「宗旨・宗派による形式」は特に「一般葬」と変わるところはありません。

仏教ならお数珠が必要です。
キリスト教、神道を取り入れた葬儀の場合は、お数珠を持参したとしても出さないようにします。

「自由葬」なら状況に応じます。

「家族葬」に参列しない場合の「弔問」について触れて置きましょう。

「家族葬」を選ばれる理由は様々ですが、何らかの理由で対外的対応を軽減したい場合に選ばれるのが「家族葬」です。

葬儀が終わった後も、ご遺族はしばらくは忙しく、疲れているものです。

手紙などで早めに弔意をつたえ、弔問に伺いたい場合は、四十九日に合わせるなど、時期をうかがうと親切です。

「家族葬」での乳幼児の参列

「家族葬」は、どちらかというと、乳幼児がいる方にはやさしい葬儀に入ります。

おじいさま、おばあさまがなくなられた場合など、お孫さんに乳幼児がいるならば、ぜひ葬儀に出席させたい場合もあります。

かわいがっていた孫が最期のお別れに立ち会え、故人らしい葬儀になる場合もあります。

乳幼児や子供が、葬儀の間中しんぼうするのは難しくて当然です。

通常の「一般葬」では、ご遺族であっても、対外的な状況から、乳幼児を連れて葬儀が行われる部屋から席を外す場合も起こりえます。

「家族葬」であれば、「乳児連れ」の参列により柔軟に対応できます。事前に打てる対策も含め、葬儀の担当者に相談してみましょう。

キッズルームを設けた斎場も増えてきています。
そういう斎場を選ぶのも方法のひとつです。

葬儀の種別問わず、全般でかんがえますと、親族以外の参列なら、特別な事情がある場合以外は乳幼児は連れて行かないのがいいでしょう。

ご親族で乳幼児も参列させるならば、儀式で定められた席順とは関係なく、何かあったときに退席しやすい席に着席させてもらいましょう。

乳幼児の参列をさせない場合の対策は、「乳幼児を預けて両親ともに参列する」か「両親のうち父親が出席する」場合が多いです。

両親のどちらかが参列すれば、儀礼的な問題はありませんが、古い考え方ですが「妻が育児」と言うことになっていますので、そのほうが後で問題が置きにくいです。

「乳幼児の世話」が理由で、参列ができない場合には、理由をご遺族に伝えるといいでしょう。
お香典は「夫婦で連名」にしてお渡しします。

乳児の場合、服はベビー服ですが、黒は見つかりませんので、白やグレーが好ましいです。
薄い水色やベージュも使えますが、できるだけ地味なものを着せます。

気を紛らわすためにおもちゃを持たせるなら、音の出ないものを選びましょう。

妊娠中に「家族葬」に参列する

「妊娠中の参列」についてもふれておきましょう。
妊娠中でもおなかが目立たない場合は、普通の喪服を着用します。

目立ってきた場合は、妊婦用のブラックフォーマルを用意します。
靴はかならず低いヒールにしましょう。

おなかを冷やさないように、羽織るものを用意しましょう。
ストールを併用しても良いです。

くれぐれも「お体第一」で参列するかどうかを決めましょう。

古来のいいつたえを根拠にして、妊婦が葬儀に出席するのをよく思わない年配の方はまだいらっしゃいます。

「おなかの子がつれていかれる」「おなかの子にあざが出来る」などとおっしゃる方もいます。
これらの慣習には科学的根拠はありません。

昔の葬儀では、妊娠していても葬儀では手伝いをして立ち働く場合が多くありました。
また、寒いときや暑いときの葬儀は環境的には過酷なものです。

主催側でも、参列側でも、妊婦の体に負担をかけない方便として、いいつたえがつかわれる場合もあったでしょう。

ご遺体の保全がままならなかった昔の葬儀では、妊婦への細菌感染を防ぐ意味でも、このいいつたえは意味があったでしょう。

現代では、ご遺体の保全についても、葬儀の会場の環境についても、従来のような問題はありません。
妊娠されている方の体調でお決めになって差し支えないでしょう。

対人関係で、いいつたえを無視すると問題がある場合は、地域の慣習に従うほうがあとがいい場合もあります。

このいいつたえとともに、「妊婦さんが葬儀に出るときの魔よけ」の方法があります。

おなかに外に向けて鏡を入れるとわるいものを跳ね返すそうです。赤い布をおなかに巻くという方法も伝わっています。

「家族葬」だけど参列したい…

「家族葬」の近親者以外の参列は、原則として「参列願いがあった場合」だけと考えましょう。

故人と親しかった場合でも、ご遺族が故人ゆかりの方と故人の関係を把握しきれない場合も、多々あります。

その場合は、ご遺族の意向を大切にするのが、マナーであり、故人を供養することです。

訃報連絡の通知に、葬儀の日時が書いてある場合は判断に迷います。
「参列は辞退する」とある場合は参列を控えます。

特に明確な記載がない場合、ご遺族にご意向を確認しましょう。
不慣れなことですので、ご遺族のほうでも、通知の文面が十全ではない場合があるからです。

「お香典は辞退」される場合は、慣習からすると違和感があり、必要なことをきちんと行えていないのではと言うお気持ちから、「やはりお渡ししたほうが」と考える方もいます。

ですが、ここはご遺族の意向に従うことがなによりの「供養」です。

「家族葬の参列」も同様です。
後日のお手紙や弔電でも、心のある弔意はお伝えできます。

ご家庭以外での故人のひととなりをしのばせる弔電やお手紙は、ご遺族にとってとてもなぐさめられるものです。
お手紙をお送りする場合、ご遺族が返信の気遣いをしなくていい一文をそえるとスマートです。

遺族だった場合の適切な対応

「家族葬」の主催側でも、訃報通知はできるかぎり明確にしておくのが、当日の対応を楽にします。

「ご親族で参列していただく場合と参列を辞退していただく場合」「お世話になった方で参列していただく場合と参列を辞退していただく場合」の4パターンを考えましょう。

必ずしも全て別の種類と言うわけではなく、共用できる場合もあります。
ですが、各パターンについて検討しますと、わかりやすく誤解がない通知になります。

参列の方以外への訃報連絡は、葬儀が終わった後になさることもあると思います。
「なぜ家族葬にしたか」を一文入れると、伝えられた方が故人をしのぶ助けになります。

最後は顔を合わせなくても、そうだったのかと言うものがあるほうが、お元気だった頃の故人との思い出をいい形で持ち続けられる場合もあります。

「弔問やお香典を辞退する」場合は、その旨を一緒に記載しましょう。

ご近所でなんとなく、ご不幸があったのがわかってしまう場合もあります。
そういう場合はご遺族からお知らせがあるのを待つのがいいでしょう。

ご遺族のほうでも、「家族葬」で行うのでご近所にお気遣いをさせたくない、と言う配慮で、終わるまでお伝えしない場合もあります。

「家族葬」を行う場合、町内会長などに事情を知らせて、ご近所は後ほどのあいさつ回りが無難です。

故人に対する生前のお付き合いの感謝、葬儀を済ませられたことの感謝、気遣いをいただいたこと、出入りの音などのお詫びを伝えます。

この記事を書いた人

木南 健(きなみ たけし)

後悔を残さない最期を

数年前に父が急死した際、今の仕事に就いていればどれだけ母や兄妹の支えになれたのだろうと考えることがあります。
過去は変えることはできません。

あの日、抱いた悲しみや不安の根底にあったものは父をしっかり送ってあげたいという想いです。

同じように、大切な人との別れによる「悲しみ」「不安」を抱く方々の支えとなり、その根底にある「大切な想い」を形にするお手伝いができればと思っています。

心に残ったこと

まだ駆け出しの新人だったころ、お葬式が終わった後、喪主様に笑顔で力強く握手をされたことです。

期待にお応えできたんだと言葉以上に感じることができ、とても嬉しかったです。

出身:岡山県岡山市

趣味:弓道、読書

好きな映画:「サトラレ」

好きな音楽:BEGIN